ハーバリウムをハンドメイドするには、透明なボトル・ドライフラワーなどの中身・オイル、この3つの材料が揃っていればすぐに始められます。
もちろん、あったほうがいい道具もあります。
例えば、オイルを入れるのにプラスチック製の洗浄瓶があれば、きれいに静かにオイルを入れるのが簡単になります。
ピンセットがあれば、ドライフラワーを瓶に詰めるときに繊細な作業がしやすくなります。
もちろん、日本人が最も使いこなせる「割りばし」でも代用は可能です。
材料がないとどうにもなりませんが、道具はなければないで問題ありません。
誰でも簡単に作れて、センスがあればさらにとてもおしゃれに仕上がるのがハーバリウムです。
せっかく作ったハーバリウム、どのくらい持つものなの?
ハンドメイドかそうでないかにかかわらず、ハーバリウムがどのくらい持つものなのかというと、早ければ数か月で変色し、長ければ2~3年はいい色合いがキープできます。
ハンドメイドハーバリウムがどのくらい持つかは、中に入れた素材とハーバリウムを置く場所によって変わってきます。
しかし、永久不滅に変色しないほど厳密に作られたものではないと思っておくことも大切です。
素材の変化がオイルも変色させる
ハーバリウムオイルによく使われる流動パラフィン(ミネラルオイル)やシリコーンオイルは、通常室内に置いておいて、変質するものではありません。
でも、ハーバリウムは、場合によっては短期間で変色してきます。
素材の色素・染料がオイルに溶けだせば、オイルも中身も変色します。
長持ちさせたいなら、オイルにつける前に変色しにくいように加工しておけば長持ちします。
また、オイルに溶けにくい染料を使用するのも大切です。
置き場所が明るい方が変色が早い
光に透けるとキラキラと美しいハーバリウムですが、光を通すことによって、オイルに素材の色素や染料がより溶け込みやすくなります。
長持ちさせたいときは、直射日光が当たらない場所に飾って、時々光を当てて楽しむくらいにしておくとより長持ちします。
ハーバリウムオイル以外の液を使うと変質しやすいの?
ハーバリウムに限らず、ハンドメイドする場合、材料費は極力抑えておきたいものですね。
ハーバリウムオイルはたいてい高価なので、自分のためのハーバリウムなら、安い代用品を使ってコストを下げたいと思うものです。
流動パラフィンやシリコーンオイルは、とても安定したオイルなので、簡単には変質しませんが、水は腐るし、水糊は水分が飛びやすいし、てんぷら油などはもともとちょっと黄色いし変質しやすいものです。
変質しやすいからといって、あきらめるのはまだ早い
代用オイルは、液が変質しやすいだけでなく、中身も変質させやすいので、中身に変質しにくいものを使うか、周りをコーティングしてから使うようにします。
液も空気に触れなければ変質を抑えられるので、ふたをボンドやホットメルトで固めて中に空気が入らないようにしておくのもおすすめです。
作る側が対策しておくことで、より長くハーバリウムを楽しむことができます
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