2019年9月24日火曜日

多肉植物を使ったハーバリウムの作り方|フレッシュ&ドライ





多肉植物をそのままハーバリウムにすると、カビが生えたり腐敗したりする危険性があります。
多肉植物は水分の多い生ものだから、オイル漬けにすれば変質するのはアタリマエですね。
でも、多肉植物もハーバリウムにしてその姿を楽しんでみたいもの。

多肉植物を変質させずにハーバリウムにするために、UVレジンでコーティングした上でハーバリウムにしました。
画像の左側はフレッシュな多肉植物そのまま右側はドライフラワーにした多肉植物です。

多肉植物のドライフラワーを作る


ハオルチア・ウンブラティコラを抜いて、水洗いし、きれいに水気を拭き取り、ドライフラワー用のシリカゲルの上に置き、その上にもシリカゲルを入れて埋め込み、電子レンジでチン。
今回、600Wで5分加熱しました。


花も多肉植物も完全にドライになっていますが、一緒にドライフラワーにしたミニバラが黄色くなっているので、加熱が強すぎたようです。

もう少し時間を減らすか、500Wにしてみてもいいですね。

多肉植物をUVレジンでコーティングする


どちらもハオルチア・ウンブラティコラですが、左側はドライフラワーにしたもの、右側は洗って水けを切ったフレッシュなもの。

ドライフラワーにしたウンブラティコラは色が赤くなっています。
緑色のままにしたいので、フレッシュにもコーディングしてみましょう。



両方とも、表面にUVレジンを塗ってUV照射、裏面にUVレジンを塗ってUV照射を行いました。
上側の隙間にもしっかりレジンを入れ込みます。


フレッシュのウンブラティコラの色が変色せずに残っています。

(別に使うつもりのドライフラワーも一緒にUVレジンを付けたので照射していますが、ここでは使いません。)

多肉植物をハーバリウムにする



フレッシュのウンブラティコラはすぐに倒れてしまうので、周りに切った”お湯丸君”を支えに入れました。


バランスが崩れないようにそっとオイルを注ぎ込みます。

上の画像では両方いい位置に収まっているように見えますが、右側のドライの方が、浮いてきました。
3日ほど経過しても浮きが収まらないので、上にお湯丸君を乗せてバランスをとります


口から詰め込んで、ピンセットで位置を微調整します。


バランスがいい場所に収まりました。


カメラに収めるとお湯丸君がはっきりわかるように見えますが、普通に置いて飾っている分は、お湯丸君はほとんど目立ちません。


UVレジンのコーティングで、変質することなくハーバリウムになっているので、オイルの黄変はかなりの期間、防げます。

オイルを全く使わず、全部をUVレジンにして、少しずつ硬化させるのもおすすめです。
小さい多肉植物なら、レジンも少なくて済むし、位置の調整用のお湯丸君もいらなくなります。






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