2019年9月5日木曜日

ハーバリウムに使うドライフラワーの作り方【シリカゲル】

ハーバリウムに使うドライフラワーは、カラーリングもされているものが100均でも容易に手に入るようになりました。
カラフルできれいですが、自然な色合いのドライフラワーを使った、ナチュラルなハーバリウムを作りたくなることもあります。

こんな時は、自分でドライフラワーを作ってみましょう。

基本のドライフラワーはさかさまに吊るしておくけれど



基本のドライフラワーの作り方は、「さかさまにして吊るす」ですが、そうして作ったドライフラワーは茶色みが強くて、くすんでしまいます。
これはこれでナチュラルかもしれませんが、これだけでハーバリウムにするには色合いが地味すぎます。

色の付いたものを加えたほうがカラフルになってかわいいのですが、場合によっては周りと調和せずに浮いてしまいます。

手軽できれいな電子レンジとシリカゲルで作るドライフラワー



ドライフラワー用のシリカゲルを使って、花材を電子レンジでチン!することで、数分でドライフラワーを作ることができるだけでなく、天然のきれいな色がある程度残ったドライフラワーに仕上げることができます。

もちろん、まったく退色しないわけではないし、白っぽいものは黄色っぽくはなりますが、美しいセピア色に仕上がります。


ドライフラワー用のシリカゲル


ドライフラワー用のシリカゲルは、ネットで取り寄せるほか、ホームセンターなどでも購入できます。
はじめはブルーですが、繰り返し使っているうちに加熱しても白っぽいままになりますが、そのまま使えます。

使う前に簡単には溶けない容器に入れて、電子レンジの600Wで4~5分加熱して、再生してから使っています。

ドライフラワー作成手順

1.シリカゲルを少量入れた容器になるべくフレッシュな花材を入れる

2.花材をシリカゲルで埋める
花材をつぶさないように少しずつ入れていきます。

花材が見えないように埋めてしまいましょう。

3.電子レンジ600W2分ほど加熱する


4.少し取り出してみて、様子を見る。



乾燥が甘ければ1分ほど追加加熱。
加熱したあとのシリカゲルは熱いので、取り扱いに注意しましょう。

出来上がっていれば、シリカゲルから出します。
シリカゲルをついていた袋に流しいれ、途中で出てきた花材を拾い上げる形で取り出すときれいに取り出せます。

秋アジサイのほのかな赤色が残ったドライフラワーになりました。春のとはまた違った様相になります。

加熱しなくてもドライフラワーにできる



シリカゲルに埋めておくと、加熱しなくても1週間くらいできれいなドライフラワーになります。
すぐにできたほうがいい、スピード重視をしたいときは、電子レンジでチンするのがおすすめです。
繊細な素材など、仕上がりを重視する場合は、シリカゲルに埋めて放置しておくのがおすすめです。
電子レンジで加熱しすぎると茶色くなってしまうことがあるので、加熱しすぎに注意しましょう。

ドライフラワー用のシリカゲルには粒度の小さいものや微粉末のものなど、色々出ているので、お好みで選んでください。
ドライフラワーをシリカゲルで作ると、どうしてもシリカゲルの粒々跡が残ります。
できるだけ跡をつけないためには、できるだけ粒子が細かいシリカゲルを選びます。

そのままハーバリウムに使わないでコーティングして

自作のドライフラワーをそのままハーバリウムに使うこともできますが、あまり時間をかけずにオイルが黄色く変色してくるようになります。
なるべく長く黄色く変色させないためには、あらかじめドライフラワーをオイルに溶けないものでコーティングしておきましょう。

もちろん、そのまま使うこともできます。
あまり長持ちしませんが、ナチュラルなハーバリウムが手軽に楽しめます。





0 件のコメント:

コメントを投稿