2019年10月7日月曜日

ハーバリウムに使うドライフラワーの作り方【電子レンジ】




ハーバリウムに使うドライフラワーの作り方として、最も早く、最も簡単にドライフラワーを作れるのは、電子レンジを使ったドライフラワーづくりです。
仕上がりは、というと、ハンギング法とあまり変わりませんが、特別な道具が必要ない上、時短で仕上げられ、色残りはハンギング法よりは電子レンジの方がよくなります。

同じ電子レンジを使うのであれば、電子レンジ単独で加熱するよりも、シリカゲルに入れて加熱した方が仕上がりはきれいになります。

また、茶色みが強い仕上がりになったドライフラワーにありがちなように、ハーバリウムにそのまま使うとオイルが即茶色に染まってしまいやすいので、UVレジンや木工用ボンドなどであらかじめコーティングしてからハーバリウムに使った方が長持ちします。


電子レンジで作るドライフラワーの作り方



電子レンジでドライフラワーを作る場合、使うものは電子レンジ単独でも可能ですが、紙袋やキッチンペーパーを使った方が、乾燥ムラができにくくなります。

1.       ドライフラワーにする花を余裕を持たせて紙袋かキッチンペーパーにふわっと包む
2.       電子レンジ50030秒加熱する
3.       花の様子を見て、乾き具合が不十分ならさらに30秒加熱する
4.       しっかり乾燥してくるまで30秒加熱を繰り返す。


一度に長い時間加熱すると、焦げることもあるので面倒でも30秒ごとに加熱を繰り返します。
花をひっくり返して、全体にムラなく乾燥するようにしましょう。
紙袋やキッチンペーパーに包んでおくと、湿気を紙が吸い取ってくれるので、花の裏側だけが湿っているといった状態になるのを防げます。

同じ方向がずっと下を向いていると、へちゃげた仕上がりになりやすいので、花の向きは頻繁に変えるようにしましょう。

ピンク色が入ったミニバラを電子レンジでドライフラワーにしてみる


うっすらとピンクが入ったミニバラを実際に電子レンジでドライフラワーにしてみました。500Wで30秒加熱すると、葉っぱも花びらもチリチリに。


花びらの乾燥・加熱が不足しているようなので、ひっくり返して、今度は500wで20秒加熱しました。


 表も裏もチリチリぎみですが、花びらのピンク色はきれいに残り、花びらはほとんど変色していません。


色はきれいに残っていますが、全体の仕上がりはそれほどきれいではありません。
加熱をさらに強くすると、茶色くなっていくので、加熱はここまでにして、乾燥が足りないようならハンギングするか、シリカゲルの上に置いておくのがおすすめです。


同じ電子レンジを使うなら紙よりシリカゲルを

同じ電子レンジを使って短時間の加熱でドライフラワーにするのであれば、花がチリチリになりやすい紙に包んでチンするより、シリカゲルに埋めてチンする方がはるかにきれいに仕上がります。

つい加熱しすぎて焦がすよりは、時間がかかってもシリカゲルに埋めて室温に放置しておく方が結局は仕上がりがきれいです。

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