2020年5月11日月曜日

【道端で植物採集】ハーバリウムに使うドライフラワー用の花を道端採取



春になると様々な植物が色とりどりの花を咲かせてくれるので、ハーバリウム材料になる植物には事欠きません。

ハーバリウム材料としてドライフラワーを作る場合、満開になった花を使うと、乾燥させている間にばらばらになりやすいので、5部~8部咲きの状態の花を使うのがおすすめです。

色をなるべく残してドライフラワーにする場合、時間がかかりますが、ドライフラワー用のシリカゲルに埋めて1週間ほど待つのベスト。
やる作業はシリカゲルに花を埋めるだけなので、らくちんです。

メインの花を引き立てるサブの花を雑草から作る



バラやダリアなど、花径3cm以上の花は、小さな瓶の中に入れられる数は限られています。
5個も入れたら豪華かもしれませんが、ごっちゃごちゃになってしまいます。

周りをカスミソウやアジサイの花などで彩りますが、小さな花のドライフラワーはあまり多品種が販売されていません。

ないなら、作ろう。

ということで、道端の雑草に目を付けました。

シロツメクサ、たんぽぽ、草藤、カラスノエンドウ、ヒメジョオン・・・・
道端にはドライフラワーにするのにぴったりの可憐な花がひっそりと咲いています。

【実践】道端で植物採集してドライフラワーにする


タンポポの綿毛やねこじゃらしなど、乾燥した状態になっていたら、そのままハーバリウムに使うこともできます。
タンポポの綿毛をどうしても持ち帰りたくて、綿毛を保護するために、お持ち帰りバックを作ることにしました。

お持ち帰り用バックをペットボトルで作る


ペットボトルをカッターナイフでチキチキとカットし、手を切らないように切り口をテープでくるんでおきます。

付け根は切り落とさずにおいて蓋状に加工します。

そのままでもいいのですが、周りの視線がイタイかもと思い、手ぬぐいでくるんで、両端をひもで縛って持ち運びやすいようにしました。
長期使用するアイテムでもないので、加工は適当でOKです。

お散歩がてら河原の道端の草をゲット


お散歩しながら、道端の草をゲットします。
念のため、花用のハサミも持参しました。
タンポポの綿毛は、もたつくと突風で吹き飛ばされるので、手早く取り込みましょう。

道端の花でも、誰かが栽培しているような豪華な花は勝手に採取しないようにしましょう。
集めるのは、あくまで雑草です。

水に浸けて虫出しする


持ち帰った雑草は、虫がついていることもあるので、水に10分程度つけ置いて、虫出ししておきましょう。

花によっては、帰宅後、しぼんでいるものもあります。
全部が全部、ドライフラワーに適しているとは限りません。


キッチンペーパーの上に置いて乾かす


虫出しが終わったら、持ち帰った雑草の水気を切っておきましょう。
濡れたままシリカゲルに突っ込むのは厳禁です。

キッチンペーパーの下に新聞紙を置いておくといいですね。
押し花ではないので、押しをしておく必要はありません。

シリカゲルに埋めてドライフラワーにする


雑草が乾いてきたら、シリカゲルに埋めて、ドライフラワーにします。
シリカゲルの上に雑草を並べ、上からシリカゲルを流し込み、その上にまた雑草を並べ、シリカゲルを流し込む・・・を繰り返します。

今回欲張って採取してきたので、ぎちぎちに詰め込むことになりました。
ほどほどの量を少しずつ集めるのがベストですね。

ブルーのシリカゲルがない状態ですが、1週間ほどでちゃんとドライフラワーになります。


タンポポの綿毛のハーバリウムを作る


シリカゲルに埋めた雑草がドライフラワーになる前に、はじめから乾燥状態のタンポポの綿毛をハーバリウムに仕上げます。

瓶に少量のオイルを入れ、その上に茎をぎりぎりの長さで切り落としたタンポポの綿毛をそっと乗せ、その周りからオイルを追加していきます。
タンポポの綿毛が半分以上オイルに浸かったら、浮くのをふせぐのも 兼ねて、上からオイルを注ぎます。

簡単。シンプル。でもかわいいですね。




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